健康宣言・健康経営
健康宣言
パシフィックシステムグループは、確かな情報通信技術に基づく最適なソリューションとサービスをお客様に提供し続けるために、以下のとおり、社員の健康づくりに取り組むことを宣言します。
- 会社を支える社員の健康を最優先に考え、健康経営を実践します。
- 全社員が心身ともに健康に働けるように、職場環境を整備します。
- 社員が健康管理能力を高められるように、教育機会を設定します。
2020年4月1日
代表取締役社長 渡邊 泰博
当社は、2019年12月24日付にて、太平洋セメント健康保険組合と連携して、健康づくりに取り組むことを表明しておりましたが、新年度をスタートさせるにあたり、あらためて健康経営を推進することを宣言しました。
健康経営推進体制図

目指すべき姿
戦略マップ

当社の健康課題として、運動習慣者率の改善が挙げられます。
運動習慣者率は、全国平均の男性36.2%、⼥性28.6%(令和5年度 厚⽣労働省「国⺠健康・ 栄養調査結果の概要」)と比較しても低く、健康診断の結果にも影響するため、運動習慣定着に向けた取り組みが必要です。
また、複雑に取り巻く現代社会のストレスに対応できるよう、ストレスチェックの受検を推奨し、メンタルヘルス不調を予防する必要があります。
健康課題の解決に向けて、健康イベントや産業医の講話を始めとする施策を行い、社員の健康維持に繋げます。
また、ストレスチェックの受検を徹底し、心身の不調によるアブセンティズムとプレゼンティズムを改善させることで、組織の活性化・持続的な成長を目指します。
具体的な数値目標
会社全体で健康づくりに取り組むため、当社では下記の数値目標を設定しています。
- 運動習慣者率25%以上
- ストレスチェック受検率95%以上
- 年休取得率70%以上
取り組み内容
当社では、健康施策の一環として以下の取り組みを実施し、健康意識向上のきっかけづくりに努めています。
-
ウォーキングイベント
太平洋セメント健康保険組合主催の健康ウォーキングイベントに参加し、運動習慣定着を図っています。
-
ラジオ体操の実施
肩こりや腰痛の改善に向けて、毎日15時にラジオ体操を実施しています。
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健康リテラシー向上セミナー
産業医の先生と連携し、全社員に向けて健康に関する講話を行っています。
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メンタルヘルスマネジメント検定の取得推奨
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の取得を推奨し、セルフケアとラインケアの視点から、メンタルヘルスの知識を深めています。
-
年休取得率70%推奨
各部署の部門長に、年休取得率70%を達成するよう勧奨しています。
健康経営に関する施策 | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|
メンタルヘルスマネジメント検定 Ⅲ種保有率 |
76.7% | 79.4% | 79.2% |
ウォーキングイベント参加率 | 9.1% | 13.3% | 49.9% |
年休取得率 | 74.0% | 75.0% | 82.1% |
健康経営の取り組みによる効果
2023年度で改善が見られた項目
- 喫煙率 18.2%(2022年度から1.8%減)
- 運動習慣者率 21.3%(2022年度から0.6%増)
- 有所見率 23.3%(2022年度から3.4%減)
- 特定保健指導参加率 28.6%(2022年度から10.0%増)
- 高ストレス者率 9.2%(2022年度から4.0%減)
健康経営に関連する各指標 | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|
定期健康診断受診率 | 100.0% | 100.0% | 99.8% |
適正体重者率 | 58.0% | 56.0% | 56.3% |
喫煙率 | 21.2% | 20.0% | 18.2% |
運動習慣者率 | 20.1% | 20.7% | 21.3% |
有所見率 | 30.1% | 26.7% | 23.3% |
定期健康診断後の 精密検査受診率 |
19.8% | 24.8% | 22.6% |
特定保健指導参加率 | 16.1% | 18.6% | 28.6% |
ストレスチェック受検率 | 95.6% | 96.4% | 95.1% |
高ストレス者率 | 14.6% | 13.2% | 9.2% |
労働災害件数 | 2件 | 3件 | 1件 |
労働安全衛生・リスクマネジメント
当社では、社員が安全かつ健康に業務に取り組めるよう、毎月1回安全衛生委員会を開催しています。
安全衛生委員会は、衛生管理者や産業医、各部門の代表を委員として構成しており、社内全体に課題が周知されるように協力を仰いでいます。
労働安全衛生マネジメントシステムの導入はしていませんが、安全衛生活動では、定期巡回や環境測定、労災事故報告を行い、職場環境の改善と事故防止に努めています。
また、産業医による健康講話を実施し、委員の健康リテラシー向上を図っています。
実績
5年連続で健康経営優良法人
(大規模法人部門)に認定されました
パシフィックシステム株式会社(代表取締役社長:渡邊 泰博、以下「当社」)は、経済産業省と日本健康会議が共催する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に2025年3月10日付けで認定されました。
例年に引き続き5年連続の認定となります。(大規模法人部門認定法人一覧 No.265 参照)

健康経営優良法人認定制度とは、
経済産業省が地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康増進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標とした制度です。
当社は、健康経営活動を通じて社員一人ひとりの健康増進に繋げていくことを第一の目的としています。
会社を支える社員の健康を最優先に考え、心身ともに健康で長く働き続けられるように職場環境を整備し、健康教育を通じて社員のヘルスリテラシーを高め、組織全体で健康体質へ向かう社内文化を創造します。
健康優良企業(銀の認定)についても
5年連続で認定されました
当社は太平洋セメント健康保険組合と連携して、健康保険組合連合会東京連合会に2019年12月24日付にて 「健康企業宣言」を行い活動した結果、健康づくりの取り組みを積極的に行っている企業として健康保険組合連合会東京連合会より2025年2月1日付けで「健康優良企業(銀の認定)」として認定されました。例年に引き続き5年連続の認定となります。(参加企業一覧)
健銀第1476号(4)


健康優良企業(銀の認定)とは、
健康優良企業「銀の認定」「金の認定」を目指して、企業全体で健康づくりに取組むことを「健康企業宣言」として宣言し、健康保険組合連合会東京連合会が健康経営を行うために職場の健康づくりに取組む環境を整備する企業を認定する制度です。