PROJECT
STORY

01

お客様の課題を解決し続けることで
人も組織も育って行く

鉱山/砕石業向けソリューション

PROJECT MEMBER

  • 飯島 武文

    開発3部
    プロジェクトマネージャ

  • 栃木 太河

    開発3部
    プログラマー

自社開発パッケージソフトである、『砕石出荷販売システム』の導入とカスタマイズを担う開発3部に、2019年に実際に行ったプロジェクトの詳細を聞いた。このプロジェクトでは、プログラミング未経験だった入社1年目の社員が、カスタマイズのプログラミングを担当している。

CHAPTER

01

北海道から九州まで現場へ赴く、
開発業務

開発3部のメイン業務は、『砕石出荷販売システム』等の自社開発パッケージ導入に伴うカスタマイズだ。「いきなり“砕石”と言われてもピンと来ないかもしれませんが、コンクリートの材料にもなる小さな石や砂利は、石を砕いて作られたもの。アスファルトの道路の下に敷いてあったり、線路の石であったり、ありとあらゆるところで使われています」と、同部署で15年以上働く飯島は説明する。
砕石業界の独特な慣習や業務フローを反映したのが、『砕石出荷販売システム』であり、開発3部のエンジニアは、北は北海道から南は九州まで全国の現場に赴き、導入や運用に際してのヒアリングを行う。「電話を取り次いだお客様について調べていたら、遠方の企業が多くて驚きました」と栃木は言う。
また、開発3部では、他の部署では担当しきれない範囲の広い案件を担当する機会が多いのも特徴のひとつ。「様々な連携やアイデアが求められる仕事が多いので、好奇心旺盛な人にぴったりです」と飯島が笑った。

CHAPTER

02

話し合いと調整を重ねて、
解を導く

そんな経験豊富な開発3部においても初めてとなるプロジェクトが発足したのは2019年7月のこと。『砕石出荷販売システム』のバージョン1を使用中のユーザー企業が、バージョン3にバージョンアップするのに伴い、他のシステムとの連携を依頼してきたのだ。クリアしなければならなかった要件は、2点。まず、砕石を出荷するトラックが過積載にならないように測定する『トラックスケール』と呼ばれる機器を『砕石出荷販売システム』と連携して、車体番号や重量を登録すること。そして、不正入場ができないようにドライバーのIDを『入退場管理システム』でチェックし、『砕石出荷販売システム』に登録すること。飯島はプロジェクトの立ち上げからリーダーとして、栃木はプログラマーとしてカスタマイズ部分のプログラミングから参加した。
「トラックスケールとの連携は比較的簡単でした、一方、外部ツールとの連携を前提に作られていない入退場管理システムを繋げるのには、苦労しました。入退場管理システムも当社の製品なので、開発部署とは何度も何度も調整を重ねて。最終的にAPIで繋いでID情報をリアルタイムで確認し、不正入場時にゲートが開かないようにしました」と飯島は当時を振り返る。

CHAPTER

03

用意されているのは、
入社1年目から挑戦できる環境

『砕石出荷販売システム』の開発は、2019年入社後の研修からプログラミングに触れ始めたばかりの栃木にとっては初の大仕事となったが、当社ではこうしたケースは珍しいことではない。飯島は、「入社1年目から大きなプロジェクトに関わってもらうことはよくあるので、まずプログラミングに興味を持ってもらって、なるべく楽しく参加できるような勉強課題を出しました」と説明する。
栃木は、そうした課題を着実にクリアしながら、徐々に、こうやるとこう動くという実感をつかんで行った。「自分で調べてもわからないことは、周りの先輩方に聞いて回ってクリアして行きました。そうした課題をこなしてステップアップしていく中で、自分の書いているプログラムがどういうものなのか少しずつわかって来たんです。特にターニングポイントになったのは、現場でトラックスケールを見たとき。このとき初めて、自分の書いたプログラムが実社会の中でどう働くのかという具体的なイメージを持つことができて、嬉しくなりました」そう話す栃木の表情は希望に満ちている。

CHAPTER

04

製品も人も育つ、
プロジェクト

当社は毎年新卒採用を行っているため、各部署に様々な年次の先輩社員が揃っているのが特徴だ。「1年上の先輩は身近な目標です。技術的な知識が豊富なことはもちろん、お客様の対応も落ち着いていて無駄がなく、尊敬しています。自分も1年後にはあんな風になれるように頑張ります」と栃木は言う。そんな栃木を上司としてどのように見ているのか、飯島に尋ねるとこんな答えが返ってきた。「彼はプログラミングも経験者並みに出来ますし、電話対応も全く文句ありません。特筆すべきは、自分で調べてわからないときは積極的に周りに聞きに行き目標達成に向かって邁進し尽力する姿勢。なかなか出来ることではないと思います」
栃木はこのプロジェクトを通じて、業務の全体像と自身が担当するプログラムの役割を掴んだようだ。カスタマイズによって、製品の機能が大幅に変わるのでやりがいがあるのだと言う。「初見でわからなかったプログラムコードやメールのやり取りなど、今後参考になりそうな資料は全てローカル保存して自分のライブラリを作っています。今は引き出しを増やすことと、周りに聞く前に自分なりの仮説を立てること、自分がわからない部分を出来るだけ明確にしておくことを心がけています」と話してくれた。

FUTURE

さらなる高みへ

入社2年目の栃木の目標は、プロジェクトの立ち上げ時から関わって行くことだ。プログラミング技術に関する情報処理技術者試験の勉強だけでなく、お客様の業務内容をもっと深く理解できるように、簿記の資格を取得すべく勉強を始めている。プロジェクトが人を育て、その人が次のプロジェクトを担う。開発3部の挑戦は、さらなる高みを目指して続く。

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