「国際画像機器展2024」出展レポート
会場:パシフィコ横浜 展示ホールD
日時:2024年12月4日(水)~6日(金) 10:00~17:00
主催:アドコム・メディア株式会社
2024年12月4日(水)から3日間にわたって「国際画像機器展2024」にて企業出展を行いました。
来場者数は累計15,000人を超え、すべての日程で去年より多くの方が来場しており、画像機器に関する関心の高まりが実感できました。
弊社ブースにも多数の方がご興味を持ってくださり、熱心に社員の説明を受けていました。
弊社ブースでは、デモ機や紹介動画を交え以下のソリューションを展示しました。
・枚葉検査システム
お客様のターゲットに合わせた枚葉検査機のカスタムを短納期かつ低価格で提供できるパッケージシステムです。
※枚葉検査:一枚ずつカットされたシート状の製品の欠陥がないかを検査する
・欠点プロジェクションマッピング
検出した欠点位置にプロジェクターが投影する映像を重ねることで、欠点位置の可視化やピッキングなどの作業指示を行い、現場作業員の負担を軽減するシステムです。
・円筒形外観検査システム
パイプなど、様々な素材・サイズの円筒形型製品を検査機に通過させることで表面全周の外観検査を行うことのできるシステムです。
その応用例として、クレーンワイヤーの外観検査を自動化するシステムが展示されていました。
・生コンクリート品質管理システム「PreSlump AI」
AI画像認識技術を活用し、生コンクリートの練混ぜ画像からスランプ値(流動性の度合い)を予測するシステムです。
AIが瞬時にスランプ値を予測し定量的な評価ができるようになるため、品質の安定化と業務の効率化に貢献しています。
【編集後記】
執筆者は画像機器に関して専門外であるため、技術的な話はよく理解できませんでしたが、画像機器やその機器を用いたソリューションを展示のメインとしつつ、画像処理を支えるロボティクスや光源・照明の区画もあり多種多様な展示を見ることができました。
また、「国際」と銘打つだけあって、日本企業を中心としながらも北米や中国をはじめとした世界各国の企業の出展も見られました。英語や中国語があちこちから聞こえてくるといった様子で、国際色豊かな賑わいを見せていました。実際に、弊社ブースでも中国語で展示の説明を行う場面が見られました。(総務部 広報担当)