メールによる情報漏えいリスク
インターネットメールは一旦送信すると、すぐに相手先のメール・サーバーに届き、回収することができません。
宛先エラーであれば、再送信で済む場合もありますが、誤送信した内容によっては、企業の社会的な信用が損なわれることもあります。
誤送信には、以下のようなケースがあります。
- 宛先の誤り
宛先を間違え、別の相手に送信して情報が流出する。 - 添付ファイルの誤り
誤ったファイルを添付して情報が流出する。 - 本文の内容の誤り
誤った情報が外部に流出する。 - 宛先設定(BCCとCC)の誤り
BCCとCCを間違えて、他のユーザーのアドレスが見られる状態になる。
「誤送信」でなく、「悪意を持った」のケースでは、さらに大きな問題が発生します。 - 故意による情報漏えい
内部の人間がメールを利用して、社外へ情報を持ち出す。
さらに、内部統制強化・J-SOX対応が急務になっているなか、多くの企業ではメールの暗号化や履歴管理と並び、情報流出を防止する仕組みが求められています。