AI評価ツール

必要な機能だけ!簡単に使える!!

ソリューション概要

年々目覚ましい進歩を続けるAI(Deep Learning)。
画像検査においては、オブジェクト検出、セグメンテーション、画像分類、アノマリー検出など、様々な手法が開発されています。
AI評価ツールは、中でも、アノマリー検出に特化した評価ツールとして開発しました。

導入メリット

仕様・スペック

画像の準備

学習したい画像50枚(※)と判定したい画像N枚をご準備ください。

50枚の画像を学習させ、できあがった学習モデルを使用し、N枚の画像に対して良否判定を行います。
良否判定には、信頼度(判定結果の確からしさ)も数値として表示されます。
良品と判定されても信頼度が低ければ、不良と扱うこともできます。

※学習画像は、50枚より少なくても多くても構いません。
学習画像枚数もAI評価ツールを使用する上で、1つの変数となります。

画像の振分

ご準備いただいた画像を、下図の様にフォルダ分けすることで、学習ボタンと判定開始ボタンの僅か2クリックでAI評価を行うことができます。
Trainingフォルダには、学習したい画像をセットしてください。
Testフォルダには、学習したモデルを用いてAI判定したい画像をセットしてください。

画像の振分

アプリケーション画面

アプリケーションを起動すると、下記の4つのボタンが表示されます。

  • ①学習したい場合は、学習開始ボタンをクリックしてください。Trainingフォルダ内の画像で学習が始まります。
  • ②学習モデルを用いてAI判定したい場合は、判定開始ボタンをクリックしてください。Testフォルダ内の画像でAI判定が始まります。
  • ③設定ボタンは、学習パラメータを調整したい場合に用いる上級者向けの機能になります。
  • ④終了ボタンは、アプリケーションの終了になります。

結果の確認

AI判定を行うと、下図の様に、判定結果が一覧表示されます。
各画像の判定結果や、判定結果に対する信頼度も合わせて確認することができます。

感度の確認

画像の何処を異常として着目したのか、判断した個所を重みに合わせてグラフィカルに表示され確認することができます。

AI評価ツールの操作説明

操作方法を動画にまとめましたのでご覧ください。

この他にもAIに関するフォローをしています

AI判定を行いたいけど不良画像が集まらない

その様なお悩みの時は、画像データの拡張を支援します。
僅かな画像からDA(Data Augmentation)を自動的に行うツールを活用し、不良画像の生成をお手伝いします。
実際に、DAを行うことで有効な判定結果が得られた事例もあります。

画像の収集・振り分ける時間がない/効果と導入コストがわからない

AIなどの先端的技術を取り入れた装置開発では、不確定要素が多く満足のいく結果に結び付かない場合があります。
そこで、実現可能かを確認するためにPoC(概念検証)を行うことで、リスクを抑え、コスト・工数を削減することができます。