石灰石/砕石 色判別システム

画像処理にて石灰石/砕石の色判別をする事で状態異常を検知!
オペレータの負担軽減や品質管理精度の向上を実現!

ソリューション概要

画像処理で原石の状態異常を検知し、原石洗浄をコントロールすることで石灰石/砕石の安定品質を実現!

仕様・スペック

ベルトコンベア上の原石の状態を画像処理にて数値化して、定量的に判断することで品質の異常やばらつきを防止します

構成

既設ベルトコンベアに機材を設置できます

  • ①機材を覆う遮光の小屋
  • ②撮像結果を同一条件にする為の照明機器
    (ホワイトバランスの調整)
  • ③色判別用カメラ
  • ④新設散水設備もしくは既設散水設備とのI/F工事
  • ⑤ベルトコンベア→監視室へのネットワーク工事

異常の発生を知らせるパトライトの設置など、お客様のニーズに合わせたシステムの構築も可能です。

導入事例

龍陽興産株式会社 様

原石状態の見極めはオペレータ・パトローラーの経験値により個人差があり、設備運転調整(例:引出量/散水量の調整、ダンパー切替等)の対応はオペレータの判断に任せていました。
システム導入前の実証実験として色判別カメラを実際の環境に仮設置し、撮影した画像データと原石状態とを突き合わせて確認する作業を繰り返しました。
結果、赤・黒・白・他(灰)各割合を画像分析したデータから、原石への粘土付着、混入状況が判別できる事がわかり、本システムの導入を決定しました。