アウトソーシング部
管理職 マネジャー

就職活動時は、英語を使う仕事かプログラマーかで迷ったが将来を見据えて、プログラマーを選択したのだとか。現在は12名の部下を持つ管理職。

EPISODE 01

コミュニケーションを大切に考え、チームメンバーとは対面で話すことを心がけている

私が入社したのは、当社が合併する前のこと。社内初の女性総合職として入社し、プログラマーとしてCOBOLを使った勘定系システムの開発に携わった後、SEになりました。 その後は会社の合併を経て、管理職である技師になり、2016年からは現在の部署でマネジャーとして、12名のメンバーを見ています。メンバーのメンタル面、心の元気への取組みは非常に重要なため、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケア)を取得しました。
アウトソーシング部第4グループでは、グループ会社に常駐して開発運用保守、関連機器の販売に当たっています。マネジャーの主な業務は、ときには1日に何百件にも及ぶシステム系の承認作業と、3つの場所に分かれているチームメンバーのマネジメント。メンバーとのコミュニケーションにおいては、顔色や声の調子など実際に顔を見ないとわからないこともあるので、時間を作って各チームメンバーと直接話をするために各階を行き来しています。
グループの年間目標は、各業務チーム別目標、チーム間での相互補完目標、全メンバで取り組む目標を設定するようにしています。全メンバで取り組む目標には、毎年「コミュニケーションスキルの向上」を取り入れ、定期的な勉強会を開いたりしています

EPISODE 02

大切なのは、浸透するまで諦めないこと

マネジメントする側になってみて実感するのは、どんなに会社が良い制度を作っても活用されなければ意味がないということ。浸透させる努力が重要です。
会社が社員のために作った制度でも、ちゃんとその意味が理解されていないと、「申請書を出すのが面倒だから」、「裁量が制限されているみたいで息苦しいから」といった理由で疎まれてしまうことがあります。そんなとき、会社の意図を正しく伝えて、メンバーの健康や働きやすさを守るのが管理職の仕事。
そして、個々の制度やルールの意味をメンバーに理解してもらううえで何より大切なのは、伝わらない現状を諦めてしまわないことなのかもしれません。 根気よく浸透努力を続けていると、理解してもらえる瞬間が訪れるんです。だから、「わからないなら、しょうがない」と、こちらが先に諦めてしまってはダメなんです。
プログラマーやSEとして自分自身のスキルアップのために頑張っていたときは、自分に対して諦めないことが大切でした。でも、管理職は相手に対して諦めないことが大切なんだと気付かされました。

EPISODE 03

制度にも表れる、時代の流れについて行こうという意欲

当社には様々な制度がありますが、当社の凄いところは制度そのものよりも、「時代の流れについて行こうという意欲を感じるところ」です。当事者である社員から意見を吸い上げ、問題点と向き合い、これからの時代に求められる仕組みや制度を用意して、それを浸透させて行く。
水曜日と金曜日に指定されている「ノー残業デー」も、組織の年間目標として掲げられている「年休取得率70%以上」という数字も、何事も決めた後の周知が大変ですが、制度や目標を作って終わりではなく、ちゃんと実行レベルに落とし込んで行く。
実際、産休や育休はもちろんのこと、主に妊婦健診に充てられる「通院休暇」など、当事者の実態に即した制度が幾つか用意されています。今後は、家族の介護を担う社員が増えることを考えると、介護休暇の充実などが課題になってくるのではないでしょうか。また、子育てや介護等で一度仕事を離れることになった人にとって有効な再雇用制度は、既に何件か活用されています。

ある一日の流れ

  • 9:00

    出勤

    メールチェック、承認作業

  • 9:30

    別フロアーのメンバーと打ち合わせ

  • 10:00

    対応品質向上ミーティング

  • 12:00

    お昼休み

    お弁当を食べながら承認作業

  • 13:00

    会議準備

  • 14:00

    報告会

  • 15:20

    顧客との報告会議

  • 15:30

    発注依頼・納品承認、売上入力、午後の声掛け

  • 17:40

    退勤

    明日の作業確認後に帰宅